公共工事には「補助工事」と「単独工事」があります。
補助工事…国(国土交通省など)からの補助金をもらって行う(例:国立図書館など)
単独工事…都道府県や市町村などの地方公共団体が自らの予算で行う(例:学校や公民館など)
管理担当によって種類はことなりますが、国や市町村などから依頼を受けて行われる工事をまとめて公共工事と言います。
まず予算が決定します。
みなさんの税金から支払われるため、この工事が本当に必要なのか、予算内でできるか、維持管理がしやすいかなど、様々な角度から調査・検討されます。
その後、設計が行われ具体的な工事内容が決まっていきます。
場所やスケジュール、工事内容などを国や市町村が発表します。
その内容に合わせて、各企業がそれぞれアピールし、審査の上で入札となります。
入札後はスケジュールに合わせて工事を進めていきます。
工事中は国や市町村から何度も厳しい検査があり、それをクリアしながら完成させます。多くの方が使う施設だからこそ、安全・安心が大切です。
工事が完成したら、工事が設計・契約の内容通りに出来上がったか検査があります。
検査で問題が無ければ、国や市町村に引き渡します。